たつぷりの調査報告書

博士後期課程(理学)の学生が趣味でUnityやBlenderで遊ぶブログです。素人が独学で勉強した際の忘備録です。

EvernoteとHatena Blogでブログを書く

 
どうもたつぷりです。こんにちは。私はいつもEvernoteにメモを書き溜めてそれをはてなブログにインポートしてブログを更新しています。
最近EvernoteのアップデートがあったのでこれをきっかけにEvernoteはてなブログと連携してブログを書く方法を(自分用の)忘備録としてまとめておくことにした。もしかしたら誰かの役に立つ可能性もあるのでブログ記事にしました。
 
既に最新版Evernoteに関してのレビュー記事はたくさんありますが、本稿ではEvernoteでブログを書く際に気になったことなども指摘しています。
またこの記事は網羅的な情報は書いておらず、最低限のことしか書いていません。
 
 
今回の記事はEvernoteで作ったノートをそのままインポートして作成しました。

Evernoteでノートを作る

本稿を書くために用いたEvernoteのバージョンは10.0.10である。また、Mac,Windows版いずれも使用した。
 
すでに話題になっているように、この間のアップデートでアプリ版でもノートに見出しを付けられるようになった。これまでもブラウザ版ではできていたが、アプリ版でも今回導入されたということになる。
 
ショートカットはMarkdown記法と同じで「#」記号を使うことで、見出しを作ることができる。つまり
# hoge1
## hoge2
### hoge3
と入力すると、以下のようにされる。

hoge1

hoge2

hoge3

 
これまでのEvernoteではこのように見出しを簡単につけられなかったので、#マークを明示的に書いておいて、Markdown形式ではてなブログにインポートすることで見出しをつけていた。下でも改めて注意するが、はてなブログにインポートする際に見出しを引き継ごうとすると、WYSIWYG(What You See Is What You Get)モードで記事を作成しておく必要があるようだ。
 
他にも箇条書きや、番号付きリストもMarkdownと同じ記法で使うことができる。すなわち「*」を入力することで箇条書きに、「1.」と入力することで番号付きリストを作成できる。
また、詳細は省くがコードの埋め込みなどもEvernote上ではMarkdownと同じ方法で使うことができたが、はてなブログにインポートする際、その構造は「WYSIWYG」モードでは保たれなかったので改めてはてなブログのエディタ上で編集する必要があるようだ(行内コードはWYSIWYGでも保たれた)。

はてなブログにノートをインポートする

ここではEvernoteの記事をはてなブログに取り込む方法をまとめておく。まず、はてなブログで新しい記事を作成する。

まだEditor サイドバーにEvernoteを追加していない場合は以下の図のように「+」マークで一覧を表示し、Evernoteをオンにする。するとログインを促されるので用いるアカウントでログインする。

正常にリンクされると、サイドバーからEvernote選択するとリンクされた自身のEvernoteアカウントからノートの一覧が表示される。検索バーからノートを検索するなどしてインポートしたいノートを選択し、下の「Insert selected items」を押すとノートの内容がブログの編集画面に取り込まれる。この際編集モードを「WYSIWYG」モードにしておくことで、Evernoteの見出しなどの構造を保ったままノートを取り込むことができる。

 

気になった点

更新の際のエラー

筆者の家の通信環境の問題かもしれないが、アップデートしてからというもの以下のようなエラーが頻繁に出るようになった。これはWindows版、Mac版どちらでも確認された。今までのバージョンでも同様の通信環境でやっていたがこのようなことはなかった。通信状況が悪くても時間がかかってもちゃんと同期していた。今回なぜこのようなエラーが出ているのかまだよく理解していないので引き続き調査を続けたい。

 

画像編集のツールが毎回リセットされる

単純に筆者がまだ順応できておらず、設定の仕方を知らないだけかもしれないが次のような不便も感じた。筆者はスクリーンショットEvernoteに貼り付けて、Evernote内で編集している。この際よく使う色があるのだが、それが毎回デフォルトの色に戻っているので少し煩わしいと思っている。
 

まとめ

基本的に今回のアップデートでこれまで以上にEvernoteを用いてブログを書きやすくなったと個人的には感じている。その主な理由はノート内で見出しを付けられるようになったからである。Evernoteのより良い使い方は引き続き調査し、このブログで報告していきたい。
 
個人的にはやはりWYSIWYGは苦手なので、結局すぐMarkdownに戻ってしまうかもしれない。